【京都】「Exercise for Death」 ARTZONE 2017/9/29〜10/15

「Exercise for Death」
ARTZONE
2017年9月29日(金)-2017年10月15日(日) 会期中無休

京都造形芸術大学アートプロデュース学科が運営するARTZONEでは、前田耕平と宮坂直樹が立ち上げた文化機関Midnight Museumとの共同企画による展覧会「Exercise for Death」を開催します。本展は、Nuit Blancheが開催される京都、パリ、ブリュッセルといった都市で活動する6人のアーティストによるグループ展です。

Nuit Blancheとは、パリで生まれた一夜限り行われる現代アートの祭典です。Nuit Blancheにおいて人は眠ることを忘れ、夜中まで芸術鑑賞を行います。私たちにとって睡眠とは何なのでしょうか。タイトルである「Exercise for Death」が端的に示すように、本展では、睡眠を死ぬことの練習に例えることを試みます。人は睡眠によって毎晩、意識を失っています。それはつまり、意識が途切れるという意味において夜毎、死を擬似的に経験することで、知らず知らずのうちに死に慣れ、死について理解しようとしているとは言えないでしょうか。その意味において、睡眠からの目覚めは、死の先にある生との連環に喩えられるかもしれません。私たちは、このような死の練習としての睡眠について、出展アーティストに自由に解釈してもらいました。彼らの作品は、眠らない鑑賞者たちにとって睡眠の代わりとなるでしょう。

 

作家経歴
小宮太郎
1985年、神奈川県川崎市生まれ。滋賀県在住。京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻博士課程修了。鏡像や残像という現象を扱った立体作品やサイトスペシフィックなインスタレーションを使って、人間のイマジネーション(虚像)を意識化するような作品を制作する。主な展覧会に「小宮太郎」(Finch Arts Gallery、京都、2017年)、「テレポーティング・ランドスケープ」(アートギャラリーミヤウチ、広島、2017年)などがある。

宮坂直樹
1985年、千葉県柏市生まれ。京都府在住。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。認識の方法によって様々に現れる空間の概念を基に、空間構成を研究する。また、ヴェルニッサージュのグラスやギャラリーのベンチなど、現代美術におけるデザインを手がける。主な展覧会に「Folly Trial|フォーリ・トライアル」(浅草文化観光センター、東京、2014 年)、「空間越え」(遊工房アートスペース、東京、2012 年)などがある。

村田宗一郎
1985年、神奈川県藤沢市生まれ。奈良県在住。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科中退。2013年 - 2016年東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)スタジオプログラム参加。空間や建築にまつわる詩的な考察を出発点とし、絵画、立体、写真、これらを組み合わせたインスタレーションを展開する。主な展覧会に「VOCA展2017 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」(上野の森美術館、東京、2017年)、「江之子島芸術の日々 他の方法」(大阪府江之子島文化芸術創造センター他各所、大阪、2017 年)などがある。

Gaëlle Leenhardt
1987年、ヌイイ=シュル=セーヌ生まれ。ベオグラード在住。ラ・カンブル国立美術学校(ブリュッセル)修了。コンクリートや石膏など、展覧会場を構成する素材を用いた彫刻によってインスタレーションを行う。多くの場合、最終的にこれらの彫刻は廃棄されるが、写真によって彫刻が存在した痕跡、彼女が通過した場所の痕跡が保存される。主な展覧会に「Glorious Ruins」(Kvaka 22、ベオグラード、2017年)、
「My best friends are germs」(Le DOC、パリ、2016 年)、「Team BuildingS」(Gallery KM8、ベオグラード、2016 年)などがある。

Camille Raimbault
1990年、ル・マン生まれ。パリ在住。パリ国立高等美術学校修了。トーン・オン・トーンのレプリカなどによって、自らを欺くオブジェのイメージが浸透するインスタレーションを展開し、表象における記号と形式の交錯を探求する。主な展覧会に「Variables」(Backslash gallery、パリ、2017 年)、「Félicita」(Beaux-arts de Paris、パリ、2016 年)などがある。

Pierre Spencer
1988年、アラス生まれ。ブリュッセル在住。パリ国立高等美術学校修了。ギャンブルやショー・ビジネスのイコノグラフィーについて思索し、事物やイメージにおける現実の価値と抽象的な価値、リアリティーとフィクションの関わりに問いを投げかけるインスタレーションを制作する。主な展覧会に「Warp Artist Village within the context of the Art and Architecture Triennial」(ブルージュ、2015年)、
「Rumors Project T.A.G City 」(Tower's Art Gallery、ブリュッセル、2014年)などがある。

 

Midnight Museum

前田耕平と宮坂直樹によってパリで結成され、人々がより解放的になる深夜に開館する美術館の設立を計画する文化機関である。快感、知覚力、記憶力、集中力を高める神経伝達物質であるドーパミンが人間の脳内で加速的に分泌される深夜は、Midnight Museumにとって芸術鑑賞に最も適した時間帯なのだ。

 

関連イベント
ニュイ・ブランシュ「Vernissage(ヴェルニッサージュ)」
日時:10月6日(金) 18:00-20:00
会場:ARTZONE
入場料:無料

 

主催:京都造形芸術大学ARTZONE/Midnight Museum
協力:京都造形芸術大学アートプロデュース学科
協賛:アンスティチュ・フランセ関西
助成:京都府文化力チャレンジ、公益財団法人 野村財団、
京都造形芸術大学学生会学生企画補助金制度
企画:Midnight Museum/ Exercise for Death実行委員会
実行委員会:荻島銀河/大坂心/田代菜々子/中川恵理子/森川美里

artzone.jp

【名古屋】アッセンブリッジ・ナゴヤ2017 名古屋港~築地口エリア一帯 2017/10/14〜12/10

アッセンブリッジ・ナゴヤ2017
会場:名古屋港~築地口エリア一帯

2017年10月14日(土)-12月10日(日)

assembridge.nagoya

【京都】谷原菜摘子展 方舟は未だ現れない ギャラリー16 2017/10/3〜10/15

原菜摘子展 方舟は未だ現れない
ギャラリー16
2017年10月3日(火)〜10月15日(日) 
12:00〜19:00(日曜・最終日〜18:00/月曜・休)

galarie16



【京都】「パラコラージュ」か「俶載南畝,我藝黍稷-南の田を耕して、私は苗を植えました。」 Finch Arts 2017/9/15〜10/29

「パラコラージュ」か「俶載南畝,我藝黍稷-南の田を耕して、私は苗を植えました。」
Finch Arts


【開廊日】9月15、16、17、18、22、23、24
    10月1、8、15、22、29


【作家】染谷聡、中野裕介/パラモデル、中村協子

http://haps-kyoto.com/events/finch20170915/

【京都】企画展 « パノラマ » MTRL KYOTO 2017/9/16〜10/9

企画展 « パノラマ »
MTRL KYOTO

2017/09/16(土)~2017/10/09(月)
JULIEN GUINAND ジュリアン・ギナン(写真家)
小野規(写真家)
MATHIEU PEYROULET GHILINI マチュー・ペイルーレ=ギリニ(デザイナー)
LAURELINE GALLIOT ロールリーヌ・ガリオ(画家/インダストリアルデザイナー)
BAPTISTE YMONET & VINCENT JOUSSEAUME バティスト・イモネとヴァンサン・ジュソーム

mtrl.net

【京都】A CHILD KYOTO ART HOSTEL kumagusuku 2017/9/30〜2018/8/19

A CHILD
KYOTO ART HOSTEL kumagusuku
【展覧会会期】 2017年9月30日(土)~ 2018年8月19日(日)

 

会期中、様々な関連イベントの開催を予定しています。

【内覧期間】 9月30日(土)〜10月8日(日) 13:00〜16:00 * 宿泊スペースでの展示がありますので、時間帯により一部の展示がご覧いただけない可能性があります。ご了承ください。* 内覧期間終了後は、通常宿泊での鑑賞となります。

【オープニングレセプション】  9月29日(金) 17:00〜21:00* 入場無料

トークショー】  11月18日(土) 17:00〜18:30 *1000円(1drink)出展作家の澁谷征司(写真家)、藤木洋介(B GALLERY キュレーター)、大西正一(デザイナー)によるトークを開催。

【出品作家】 澁谷征司 Seiji SHIBUYA (写真家)

【企画・コーディネイト】 藤木洋介 Yosuke FUJIKI (B GALLERY キュレーター)

【宣伝美術】 大西正一 Masakazu ONISHI

【主催】 KYOTO ART HOSTEL kumagusuku

【協力】 京都精華大学、株式会社 文藝春秋、株式会社ビームス

企画展について / KYOTO ART HOSTEL Kumagusuku

【京都】山本麻紀子 巡回展 京都会場 だいだらぼうとホリバーンー巨人と眠り KYOTO ART HOSTEL kumagusuku 2017/10/16〜10/22

山本麻紀子 巡回展 京都会場 だいだらぼうとホリバーンー巨人と眠り
KYOTO ART HOSTEL kumagusuku
2017年10月16日(月)~22日(日)16:00~21:00

【関連イベント】2017年10月21日(土)14:00〜20:00
会場の中庭部分に敷き詰めた布団の上で3つの催しを行います。是非ご参加ください。
■お昼寝会「布団のおはなし・夢のおはなし」14:00~16:00 入場料:無料
■ねっころがりトーク「巨人と眠り」17:00~18:30 入場料:500円
ゲスト:中川晶(なかがわ中之島クリニック院長・奈良学園大学客員教授NPO睡眠文化研究会理事)
■パフォーマンス「巨人×眠り×音楽」19:00~20:00 入場料:1500円
出演者:野村誠(音楽家)、やぶくみこ(音楽家)、山本麻紀子

【協力展覧会】山本麻紀子 巡回展 京都会場 だいだらぼうとホリバーンー巨人と眠り : 東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)

【北九州】リニューアル・オープン記念 英国最大の巨匠 ターナー 風景の詩 Turner and the Poetics of Landscape 北九州市立美術館本館 2017/11/3〜2018/2/4

リニューアル・オープン記念
英国最大の巨匠 ターナー 風景の詩 Turner and the Poetics of Landscape
北九州市立美術館本館
2017年11月3日(金・祝)~2018年2月4日(日)

リニューアル・オープン記念 英国最大の巨匠 ターナー 風景の詩 Turner and the Poetics of Landscape|北九州市立美術館 本館・アネックス

【大阪】和紙の時間 ―土佐和紙を手掛ける3社の和紙表現― 平和紙業株式会社 ペーパーボイス大阪 2017/9/20〜9/21

和紙の時間 ―土佐和紙を手掛ける3社の和紙表現―
平和紙業株式会社 ペーパーボイス大阪
2017年9月20日(水)・9月21日(木)

 

和紙の日本三大産地の一つである高知 ― 土佐和紙

代々伝わる和紙について、土佐和紙を手掛ける
株式会社浜田兄弟和紙製作所、株式会社モリサ、ひだか和紙有限会社の3社の
コラボレーションで表現いたします。

一枚一枚の和紙、和紙を使ったプロダクト、美しく染色された和紙の作品たち。
ぜひお越しいただき、土佐和紙の世界をご体感下さい。
会場では皆様のご要望に合った和紙をご提案いたします。


会期 : 2017年9月20日(水)・9月21日(木)
  9:00 ~ 17:00

会場 : 平和紙業株式会社 ペーパーボイス大阪
    〒542-0081 大阪市中央区南船場2-3-23 TEL 06-6262-0902

共催 : 株式会社浜田兄弟和紙製作所 http://www.hamadawashi.com 

ひだか和紙有限会社 http://www.hidakawashi.com 

株式会社モリサ http://www.morisa.jp 

協力 : 関株式会社 http://www.seki-co.jp平和紙業株式会社

お問い合わせ先 : 株式会社浜田兄弟和紙製作所 TEL 088-892-1022

 

 

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