【京都】inner space colony ARTZONE 2018/4/21-5/6

inner space colony
ARTZONE

2018年4月21日(土) - 5月6日(日)

《展覧会概要》
京都造形芸術大学アートプロデュース学科が運営するアート・スペースARTZONEでは、品川美香と檜皮一彦による2人展「inner space colony」を開催します。
品川は、巨大な画面に幼児を描きます。ミツバチや花を背景にした幼児は、人工生命であるかのように生気を欠いている一方で、その瞳の奥には、深遠な宇宙が広がります。檜皮は自らの身体をモチーフにしたインスタレーションを展開します。車椅子と明滅する光がメカニカルな空間を作り上げ、それを舞台に檜皮の身体が生々しく躍動します。
二人の作品は、人間が外的な環境と出会い、両者が溶け合っていくような領域を作り出していきます。その領域をSF作家のJ・G・バラードに倣って「内宇宙(inner-space)」と呼ぶことができるでしょう。二人はまだ見ぬ未知の「外宇宙(outer-space)」を目指すのではなく、自らをとりまく身近な環境と予断を捨てて関わろうとします。
品川の巨大な絵画と檜皮の蠱惑的なインスタレーションは、ARTZONEにどのような内宇宙を作り出すのでしょうか。二人が作り出す「inner space colony」をぜひお楽しみください。

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