【高松】高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.06/物語る物質 高松市美術館 2017/10/22〜11/26

高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.06/物語る物質
高松市美術館

2017年10月22日(日)~11月26日(日)


高松コンテンポラリーアート・アニュアルは独創性、将来性のある作家を紹介する年に1 度の現代美術のグループ展で、2009年にvol.00として開催されて以来、今回で7回目を迎えます。このたびのテーマは「物語る物質」。物質を新しい視点のもとで使用しユニー クな世界を切り拓く6人の作家たちの仕事を紹介します。
シルクスクリーンでインクを重ね、角度によって見え方が変わる平面作品を制作する小野耕石(おのこうせき、1979年岡山生まれ)。一辺5㎝の中空立方体を集積させ、緊張感あふれる磁器の造形を生み出す亀井洋一郎(かめいよういちろう、1974年香川生まれ)。超絶的な技巧により 鹿の骨から繊細な花の彫刻を彫り出す橋本雅也(はしもとまさや、1978年岐阜生まれ)。フィールドワークで訪れた場所の風景を現地の土やアクリル絵具を用いて描く南条嘉毅(なんじょうよしたか、1977年、香川生まれ)。SFや科学哲学を参照し、様々な素材からなる彫刻や映像を手がける須賀悠介(すがゆうすけ、1984年東京生まれ)。洗濯バサミなどの日常的素材を多数連結させ、圧倒的なスケールのインスタレーションを展開する高本敦基(たかもとあつき、1980年広島生まれ)。
各作家の独自のアプローチによって、物質たちは自らの姿を大きく変貌させ、様々な「物語」を語り出すことでしょう。ぜひご期待ください。

www.city.takamatsu.kagawa.jp