リン/テン 京セラ美術館

リン/テン
京セラ美術館
6月9日(金)~ 7月9日(日)
芸術における「やきもの」の可能性を探求し、多様な表現を展開する上田順平の作品展を開催します。今回上田は、水をすくう動作から生まれた掌のなかの水面の形・四角形に注目し、主に先端工業材料として使用されるファインセラミックスを、陶磁器、生土、レンガ等とともに芸術表現素材として取り入れて新しい表現を探求しています。特別展のタイトルとなっている「リン/テン」は、臨界、輪郭、隣接などの「リン」、反転、展開、接点などの「テン」という個別の意味に加え、「輪転(輪廻)」という意味も込められています。シンプルなようで複雑、無機質なようで生命力を感じる上田の作品による非日常的な空間をぜひ体感ください。
http://www.kyocera.co.jp/company/csr/facility/museum/exhibition/rinten2017.html